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老後破産(フジテレビ新報道2001)

2015.2.15のフジテレビ「新報道2001」“老後破産”を見たので概要を下記する。

普通に働いていたサラリーマンが、定年後に「老後破産」に追い込まれることが増えているという。いったいそれはなぜか?
                        
老後破産の危険度チェックリスト(監修:家計見直し相談センター藤川太氏)

危険度の強弱
財布にいくら入っているかわからない
元気なうちにマイホームをリフォームしたい★★
年収が700万~1500万円ある 
アベノミクスミクスで儲けたい ★★
1988年~1997年に家を購入した★★★
退職後は海外のいろいろな国へ旅行したい
子や孫を私立学校に通わせたい★★

日本の住宅価格が高騰したバブル時期の1988年~1997年に住宅を購入した人は住宅ローンの返済額も多い。老後、70才以上までローンが残る人はこれから苦労することが予想される。というのも、最近は人口の減少もあり住宅価格の維持が難しくなっているからだ。便利な都心のマンションは価格が下がっていないが、郊外の住宅価格はすでに価格の下落が始まっている。

事実、住宅ローン問題支援ネットには住宅ローン残債の返済に悩む定年前後の多くの人の駆け込み相談が続出していると言う。中でも、一番多い問題は年金収入しかない年代になってもまだローンが残っていると事だと言う。特に、「ゆとりローン」の利用者が定年を迎える頃になっても残債が相当額残っていて完済は無理だと気づき住宅を手放すことになる人が増えていると言う。

ゆとりローンとは、1993年に当時の住宅金融公庫が始めたもので、借り入れ当初は2%程度の低金利で、支払額も低く「家賃より安い」と好評だが、問題は、最初の10年ぐらいは金利の支払いが主体なため元金はほとんど減っていないこと。返済開始後6年目と11年目に返済額が2段階引き上げられ負担が一気に重くなる。ところが、現状は、給料は増えず、終身雇用も崩れ、退職金も徐々に下降線をたどってきて、結果として、自己破産する人が急増した。(同制度は2000年に廃止された) もし、ローンを滞納すれば、競売の手続きが進められることになる。裁判所が査定した物件の評価額は一般に相当低いため、この評価額で落札されると、家を失った上に多額の残債が残ることになる。そこで債権者と交渉して市場価格により近い価格で売れる「任意売却」の方法を検討する人が多いそうだ。

総務省の調査では、住宅ローンを払っている1104万世帯の内、60才以上の高齢者の割合は30%にも上り、住宅ローンの破綻傾向の割合は15%にもなっていると言う。

老後破産に陥るリスクの色

・購入した住宅価格の下落
・元気なうちにリフォーム
・子供の問題-就職しない子、結婚しない子、
 教育費の高騰
・リストラ
・給与減少
・退職金減少
・過大投資
・病気
・海外旅行
・介護
・時間つぶしに浪費

こんな理由で老後破産に陥る

1.我が家の価値が下落するという問題

住宅を購入した時点で想像したバラ色の将来計画が現実は違ったものになり、給料が増えないのに、結果的に無理なローンを組んでしまった人が多い。今後の人口減少は明白であり、特に東京オリンピック後は更に住宅価格の下落が予想されるので、老後の明るい姿が明確に描けない人は売れるうちに住宅を売ってしまった方が良いのかもしれないと専門家は言う。

例1:神奈川県横浜市旭区「左近山団地」の売却価格は?
  最寄り駅:相鉄二俣川駅からバス16分徒歩1分 
  2014年7月に大規模修繕実施済、昭和43年分譲、築47年、
     最上階の角部屋
  面積36.13㎡、間取り3DK、小学校徒歩1分、中学校徒歩4分、
  管理費:月額4000円、修繕積立金:月額8000円
  →現在価格は380万円

例2:越後湯沢のリゾートマンション「プレジール湯沢ウエストサイド」
  上越新幹線で東京から70分、越後湯沢駅から車約6分(約3.3km)
  岩原スキー場まで徒歩5分、最上階には展望大浴場
  11階建ての8階部分、面積52㎡、2DK、ダイニング、トイレ、
  バスルームなどリフォーム済
  築25年、当時の販売価格3000万円
  →現在価格は230万円

2.元気なうちのリフォームは考えもの

将来の介護に備えて元気な内にバリアフリーにする人が多いがコストが高く無駄になることも多いのでよく考えたが良い。本当に必要となったときに必要なことだけをやるのが効率的。
将来マンションを売るときには、元の建物には価値はほとんど残っていなくて売却価格=リフォーム費用、つまり、リニューアルに要した費用が売却価格になると思ったが良い。

3.子供の問題-就職しない子、結婚しない子、高騰する教育費

子供や孫にお金を使ったあとで老後になって困る年寄りが意外と多い。現在の家族制度では子供は成長すれば独立するので、経済的にもあてにしてはいけないことを認識しておく必要がある。。

全国・住宅ローン問題相談センター任意売却119番(0120-281-550)の話では、子供が将来住宅を引き継いでくれるのではないかと勝手に考えてローンを組んだが、子供は独立して家を出て行き、ローン返済に窮している高齢者の相談が後を絶たないと言う。

例3:現在65才のAさんは15年前の50歳の時に3LDKの住宅を購入した。
  ローン2500万円、ローン残債:1700万円、月返済6万円
  ひとり息子が家とローンを継いでくれると思っていたが、
  息子は家を出て独立、
  結婚して子供も生まれマンションも購入して離れた場所に生活している。
  ローンの返済の当てが外れた。
  2015年1月マンションを1100万円で任意売却。ローン残債が
  800万円残った。家賃の安い県営住宅などを探している。

例4:Oさん71歳、23年前に当初2世帯住宅を考えて庭付き4LDKを
  4500万円で購入した。
  30年ローンでローン残高1600万円、月返済21万円、
  ローンの終了は8年後で79歳になる。
  子供をあてにしていたが、子供は独立してしまった。
  毎月の返済21万円は厳しく消費者金融からも借金する状態。
  自己破産を考えたが弁護士費用30万円が工面出来ないで
  途方に暮れている。


4.退職金の無駄遣いが後で響く

老後、海外旅行や投資、高額のコレクション買いで無駄遣いをする人が多いが、無計画な衝動買いは後になって後悔することも多いのでよく検討したが良い。

老後破産は日本経済が高度成長、バブル崩壊からデフレ、低迷期に入ったことが大きいが、個人個人がきっちりとした人生設計を怠ったツケとも言える。早い時期にリカバリーを考えたがよいと専門家は言う。最後に、地方は家賃は安いが仕事がない等の問題があるので若者は行きにくい。高齢者はいずれ介護などが必要となるので地方としても受け入れしにくいのだが、将来は地方の高齢者も減る時代に入る。いろいろな支援制度を作って積極的に受け入れをしている地方自治体もあり検討に値する。また、政府のアベノミクスミクス「地方創世」にも期待したい。
  


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Author:okiちゃん
埼玉県在住・男性
趣味は、ドライブ、花の観賞、旅行、パソコン、カメラ、軽音楽を聞くことです。健康・医療問題にも関心があります。東日本大震災と福島原発事故は人生観と生活習慣を変えました。
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