Entries

福島原発周辺の広い地域に放射性セシウム汚染、チェルノブイリ超え

キーワード:福島原発周辺の広い地域に放射性セシウム汚染、チェルノブイリ超え
福島原発周辺の広い地域に放射性セシウム汚染-初の包括調査

The Wall Street Journal 2011年 8月 31日付け記事より

福島第1原子力発電所の事故に伴う周辺地域の土壌の放射能汚染に関する初めての包括的調査結果によると、調査した2200地点のうち旧ソ連が移住の基準とした量を超える放射性セシウムに汚染された地点が33カ所に上っていることが明らかになった。
20110831a.jpg  
土壌サンプルを採取する福島県職員(今年5月、福島県相馬市)

調査対象となったのは、福島第1原発から半径100キロ圏内。1986年のチェルノブイリ原発事故の際にソ連当局が強制移住させた際の基準だった汚染量(セシウム137で1平方メートル当たり148万ベクレル)を超えた地点が33カ所あった。また、ソ連当局が自主的な避難を呼び掛け、農業を禁止した際の基準(セシウム134と137の合計で55万5000ベクレル)を超えた汚染地域は132地点あった。 

当局によると、最も汚染がひどい地点はすべて、原発の半径20キロの現行警戒区域内と、既に高度の汚染がみつかっている原発の北西方向の一部地域だった。

当局は先週、原発周辺地域の放射能水準は、自然減と除染作業を通じて2年以内に半分に減少すると予想していると述べていた。

しかし、今回の調査では、セシウムが水に押し流されて他の地域に広がり、河川、低地、海洋を汚染している可能性を示している。

例えば群馬県は29日、県内の川で捕った魚から、法律で許容されている量を上回る放射性セシウムが見つかったと発表した。原発のある福島県以外で基準値を超えるセシウムが発見されたのは初めて。 
20110831b.jpg  
原子炉格納容器に入る作業員(29日、福島第1原子力発電所)

セシウム137の半減期は30年。これは、放射能が30年後でも半分しか減らず、数世代にわたって環境に影響することを意味する。セシウム134の半減期は2年のため、長期的な問題はそれほど大きくないとみられている。 

今回の土壌汚染調査は原発から半径100キロ以内の土地について、2平方キロごとに土壌サンプルを採取した。調査は6月から7月の間に実施され、全国から400人以上の研究者が参加した。これまでは、航空機を使用したり地上での放射能測定を通じて土壌汚染を推定していただけだった。

調査結果を発表した文部科学省の幹部はブリーフィングで、「土壌分析結果は、汚染に関するわれわれの推測を確認した」と語った。

一方、東京電力は30日、原発で今月7日間働いていた40歳の作業員が急性白血病で死亡したと発表した。この作業員の累積放射線被ばく量は0.5ミリシーベルトで、許容量をはるかに下回っていた。東電は、死亡は原発での作業と関係ないとみられると述べている。

これとは別に厚生労働省は30日、福島第1原発の作業員について年間250ミリシーベルトに引き上げていた被ばく限度を100ミリシーベルトに戻すことを検討していると述べた。250ミリシーベルトという水準は、同原発の作業員だけを対象に緊急時の被ばく限度として3月に設定されていた。記者: Mitsuru Obe

---  
東日本大震災:土壌汚染マップ作製 セシウム蓄積、福島・大熊町で最高値

毎日新聞 2011年8月30日付け記事より

文部科学省は29日、東京電力福島第1原発から放出されたセシウム137(半減期約30年)の蓄積分布を、原発からおおむね半径100キロ圏内で示した「土壌濃度マップ」を初めて作った。最も高かったのは、原発がある福島県大熊町で土壌1平方メートル当たり1545万ベクレル。南相馬市と富岡、大熊、双葉、浪江の各町、飯舘村の6市町村34地点で、チェルノブイリ原発事故(86年)の際に居住が禁止された同148万ベクレルを上回った。

調査は6~7月、文科省と大学など94機関3企業が共同で約2200区画(1区画は2キロ四方)を調べた。1区画内の草も含め任意の場所で集めた5サンプルを混ぜて測定した。

濃度分布の傾向は、文科省が同じ地点で測った空間線量や、航空機で測った空間線量から算出した地表の放射性セシウムの蓄積分布とほぼ一致した。マップ作成検討会主査の中村尚司・東北大名誉教授(放射線計測)は「直接測った今回のデータは除染作業の参考になる」と話した。

また農林水産省は同日、福島、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉県の農地における放射性セシウム(137と134)の濃度分布図を作った。調査対象は福島の360地点、他5県の計220地点の水田と畑。飯舘村や相馬市、南相馬市など福島県内の13市町村で、稲の作付けを制限する土壌1キログラム当たり5000ベクレルを上回る地点があった。いずれも文科省ウェブサイト(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/)で30日以降閲覧できる


---
土壌汚染、34地点がチェルノブイリ移住基準超

読売新聞2011年8月30日付け記事より

東京電力福島第一原子力発電所事故で拡散した放射性物質による土壌汚染の状態を調べた地図がまとまり、29日に開かれた文部科学省の検討会で報告された。

立ち入りが制限されている警戒区域や計画的避難区域で、チェルノブイリ原発事故での強制移住基準(1平方メートル当たりの放射性セシウム137が148万ベクレル)を超える汚染濃度が測定されたのは、6市町村34地点に上った。住民の被曝線量などを把握するのが狙い。菅首相が27日、「長期間にわたり住民の居住が困難になる地域が生じる」との見通しを示したが、それを裏付けた。

測定結果によると、6月14日時点で、セシウム137の濃度が最も高かったのは、警戒区域内にある福島県大熊町の1平方メートル当たり約1545万ベクレル。セシウム134と合わせると、同約2946万ベクレルとなった。

同300万ベクレル超となったのは、セシウム137で同町、双葉町、浪江町、富岡町の計16地点に上った。高い濃度の地点は、原発から北西方向に延びており、チェルノブイリ事故の強制移住基準を超える地点があった自治体は、飯舘村、南相馬市を加えた計6市町村だった。同省は約2200地点の土壌を測定した。

文部科学省報道発表資料 

文部科学省による放射線量等分布マップ(放射性セシウムの土壌濃度マップ)の作成について(平成23年8月30日)→http://bit.ly/r47inl

セシウム137土壌濃度マップ(縮小図) 拡大図は上記文科相資料別紙4-2参照
20110831c.jpg


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://ocky.blog129.fc2.com/tb.php/539-5beeda9a

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

okiちゃん

Author:okiちゃん
埼玉県在住・男性
趣味は、ドライブ、花の観賞、旅行、パソコン、カメラ、軽音楽を聞くことです。健康・医療問題にも関心があります。東日本大震災と福島原発事故は人生観と生活習慣を変えました。
WebSite:okiちゃんの趣味のアルバムの閲覧Page Viewが1000万を超えました。有り難うございます。
ブログタイトル一覧表はこちらを参照

ツイッター(twitter)のアドレスはhttp://twitter.com/ocky2010です。こちらもご覧ください。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最新記事

カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

「日本一周ナビちゃんの旅」

歩いて日本を一周しようとすると、何日かかるかご存知ですか? 『ナビちゃん』が歩いて日本一周に挑戦します
転職サイト『しごとナビ』
キャラクター【ナビちゃん】

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

検索フォーム

アマゾンサーチボックス

amazon全商品の検索が出来ます

楽天商品検索へのリンク

クリックすれば楽天の検索画面 が表示されます

Yahoo!ショッピング

ヤマダ電機

K's ケーズデンキ

地震速報機

QRコード

QR

ブルーエア空気清浄機

google-site-verification: google2b8a3e94aea77f45.html