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厚労省がひた隠す?「強毒性鳥インフルエンザ」日本人感染犠牲者

キーワード:厚労省がひた隠す「強毒性鳥インフルエンザ」日本人感染犠牲者
週刊実話WEB版2011年02月17日~19日付けより(掲載号 2011年2月24日 春節熱血特大号)

強毒性H5N1鳥インフルエンザが国内で猛威を振るい、被害拡大は予断を許さない状況だ。北海道、鳥取、愛知、鹿児島、大分、宮崎などで殺処分された養鶏場の鶏は夥しい数に上る。なぜ、今年はこれほどまでに感染拡大し続けるのか。

その理由は、ウイルス自体の変異が加速化していることが疑われる。問題はこのウイルスが鳥から豚、そして、ヒトへと感染する恐れがないかということだ。
宮崎県の河野俊嗣知事は「鶏肉や卵を食べても鳥インフルエンザに感染することはない」と語ったが、本当にそう言い切れるのか。

私は1996年から15年間、鳥インフルエンザ問題を取材、調査し続けているが、残念ながら鳥インフルエンザウイルスは人にも感染するし、世界中では犠牲者を出し続けているのだ。
実は、すでに日本国内でも犠牲者は出ていた。ここでは、遺族や関係者などあらぬ混乱をさけるため特定される実名は伏せておく。

'08年秋、東京都中央区の会社に勤務していた42歳の商社マンA氏の体調が急激に悪化したのは、半年にも及ぶ中国の長期出張から帰国した1週間後だった。
その日は朝から全身がだるく軽い咳も出た。関節に痛みを覚えた。会社から帰宅後、床についたが、すぐに40℃を超える非常に高い発熱と激しい悪寒が全身を襲った。典型的なインフルエンザの症状である。
症状は悪化の一途で激しい咳が断続的に出た。妻が差し出したハンカチを口に当てると、瞬く間に白いハンカチが赤く染まった。いわゆる「出血性の咳」だ。

家族は車で病院に移送、そのまま入院となった。「悪性インフルエンザ」を疑った医師が血液を採取して病原体の種類を調べた結果、従来のウイルスではないことが判明。血液は数種類の容器に密閉されて検査に回された。
また、並行して撮影された胸部のレントゲン映像には、重度の肺炎の症状である白い影が写し出されていた。病原体は肺胞の奥深くにまで侵入、細胞を破壊し続けていたのだ。
担当医は「様々なインフルエンザ患者に接してきたが、これほど急速に肺の機能が破壊されたことはなかった。インフルエンザというより、むしろ数年前にアフリカで流行した『エボラ出血熱』に近い病状だった」と当時の状況を振り返る。

エボラ出血熱はレベル4に属する感染症で、気管支や肺、毛穴など生体の数多くの部位から出血が見られる。感染してから数時間、あるいは2週間ほどで人間を死に追いやる。
緊急事態を察した担当医は、感染症の治療経験が豊富な医師や看護師に応援を求めた。医療チームは感染症の拡散を防ぐため、宇宙服のような防御服で身を固め、患者を一般外来から完全隔離のICU(集中治療室)に移送した。
解熱剤、抗ウイルス薬などを集中的に投与すると共に、MRIで脳の断層写真を撮影し、脳機能に影響が出ていないかを調べた。各種臓器に病原体が転移している可能性も考え、CTで内臓の病状の検査も行った。
しかし、病原体の全身感染は想像以上に急速だった。あらゆる手段を尽くして様態の回復を図ったが、医療チームの懸命の努力の甲斐もなく、入院後24時間でA氏は死亡した。

当時、患者から採取された血液は検査機関に回され、様々な検査が行われた。結果は擬陽性。H5N1鳥インフルエンザに感染していたかどうか、判断に迷う中間だった。
だが、感染症に詳しくA氏の担当医の求めに応じて治療チームに参加した近畿地方の内科医は次のように語る。
「まだ、はっきりと確定したわけではありませんが、急速な全身感染の進行、脳機能障害、重度な肺炎といった症状は、確かに強毒型H5N1鳥インフルのケースに似ていると言える」

限りなく陽性に近い“擬陽性”との判定だったのだ。

中国での死亡率は60%以上

数年前から世界的に猛威を振るっている鳥インフルエンザウイルス=H5N1。鳥から他の動物、さらにヒトへの感染が広がる中で、ヒト同士の集団的な感染例も問題化してきている。

国立感染症研究所の岡田晴恵、田代眞人氏らのレポートによれば、'04年以降、ベトナム、タイ、トルコ、インドネシアといった国で集団的な「ヒト・ヒト感染」が発生。トルコでは'05年に12人が家族感染し、そのうち4名が死亡。'06年にはインドネシアで8人の集団感染が「ヒト・ヒト感染」であることが確認された。
中国でも、'09年に政府がH5N1の「ヒト・ヒト感染」の事実を公式に認めた。南京市に住む子どもが鳥経由でH5N1に感染し、それが父親へ感染したことが確認されたのだ。
また、'09年春、地方から上海に出稼ぎに来た20代の女性は、ある日突然高熱を発し、インフルエンザの症状で倒れ死亡した。多臓器不全、あるいは呼吸器からの出血など、当局が精密検査をしたところH5N1感染が発覚した。
ちなみに、この症状は、前述したA氏のケースとあまりにも酷似している。

中国では都市、農村を問わず各地でH5N1の犠牲者が頻発。昨年12月末までに、数百人規模で患者が発生、死亡率は60%以上に達しているのだ。
感染症に詳しい大学医学部の研究者は、中国でのH5N1の流行について次のように警告する。
「中国国内のH5N1被害は、公表された数字よりもはるかに大きい。当局は北京五輪を成功させるために、イメージダウンとなるような情報は手控えた。そのため、情報が遅れて患者数が拡大してきたのです」

日本でも数年前の時点でA氏以外に、H5N1のヒトへの国内感染が確認されていた。
 
疑われる日本人感染死亡例

日本国内でH5N1が社会問題化したのは'03年頃からだ。京都、山口、茨城等の養鶏場で鶏が大量に死亡。当局は今回同様、日本全国で数百万羽に及ぶ大量の鶏を殺処分。さらに養鶏場に渡り鳥の侵入を防ぐためのネットを張り、入口に消毒液を設置するなど、きめ細かな対策を施した。
だが、京都などで殺処分後、従事者に対して検査を実施した結果、4名のH5N1感染者が見つかった。採取した血液から“抗体”が検出され、体内にH5N1が侵入した痕跡があることがわかったのだ。
彼らは防護服やマスクを着用、完全防備で処理に当たっていた。当局は万が一に備え、従事者には事前に抗インフルエンザウイルス剤の服用も指示していた。
東京都新宿区にある国立感染症研究所情報センターの広報官は「H5N1に感染すると発症する可能性は高いが、彼らが発症しなかったのは、事前に抗ウイルス剤を服用していたからと考えられる」と語っている。

では、事前に抗ウイルス剤を服用していなければどうなったか。研究者の1人は次のように指摘する。
「この4人が事前に抗ウイルス剤を服用していなければ、発症という事態に至っていた可能性は高い」

厚生労働省や国立感染症研究所は重篤な症状のH5N1の発症患者、死亡者の発生を認めていない。
H5N1の死亡者が、毎年数万人規模で発生する通常のインフルエンザの犠牲者の一部、あるいは肺炎患者として処理されてきたケースは否定できないのだ。
2年前、民間の調査機関が全国のクリニックや病院に問い合わせたところ、数例ではあるが、鳥インフルエンザの感染が疑われる症状での死亡例があった。
具体例として、学校の帰りにゲームセンターに立ち寄り帰宅後、発熱。体調が悪化し、数日後に死亡した大阪府在住の17歳の男子高校生。老人介護施設で、通常のインフルエンザよりも病状が重く、出血性肺炎等を引き起こして死亡した宮城県在住の60代女性。重い症状の高熱と肺炎で死亡した北九州市の幼稚園児…。

いずれの場合も感染経路は不明だが、全身感染が進み、免疫力の低下、強い下痢症状での衰弱、吐血などの出血性の肺炎等、これまでのインフルエンザよりもはるかに重篤な鳥インフルエンザの症状を示して死に至っているのだ。
世界的事例を見ても今後、日本各地で鳥インフルエンザの患者が発覚するのは時間の問題だ。

原文はこちらに掲載されています。
(1)http://wjn.jp/article/detail/5339347/
(2)http://wjn.jp/article/detail/3769316/
(3)http://wjn.jp/article/detail/7401776/

[管理人の感想]
2008年の中国で鳥インフルに日本人が本当に感染して帰国後発症したのかどうか、事の真偽は定かではないが、日本国内での感染例ではないと安心してばかりはいられない。現在の日本は、あちこちで鳥インフルが発生していて、すでに日本列島全体が鳥インフルウイルス蔓延状態にあるので、今や「日本は安全。中国とは違う」等と言えない状況になってきている。日本は世界の危険地帯になった今、むしろ世界から、「日本は大丈夫か?」と心配される状態であり、鳥インフルの封じ込めに真剣に取り組まないと養鶏業者、養豚業者、自治体職員、殺処分履行者、食肉処理場の職員やバードウオッチャーなどで濃厚接触した人が発症する恐れがあると思う。
 
人に容易に感染する、強毒性の新型鳥インフルは色々なシチュエーションで発生すると言われているが、有力なケースは、一つは、豚の体内で、鳥のインフルウイルスと人のウイルスが同時に感染を起こして両者の遺伝子の交雑が起きる結果、鳥のウイルスがその抗原性を保ちつつ人に対しての感染性を獲得した結果、人への感染が起きるというもの、第二には、現時点ではトリ型のH5N1ウイルスが変異してヒト型に変わるものである。昨年来、日本列島で発生している鳥インフルの野鳥、家禽、鶏等への感染の結果、新型の強毒性鳥インフルが起きる可能性は否定できないものになってきた。 
 
既に、2010.9.1付けの朝日新聞の報道でも、東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームは「人に感染すると6割近い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が、インドネシアで豚に感染し、一部が人ののどや鼻の細胞に感染しやすいウイルスに変異している。今後、高病原性で人に感染しやすいウイルスが知らぬ間に広がる恐れがあり、症状がなくても豚のウイルス検査をきちんと実施すべきだ」と提言している。

もしインフル様の症状が出たのに、今流行中の季節性H3N2か新型インフルA/H1N1と思って、抗ウイルス剤を服用しないで自力で治している最中に万一死亡したような場合には、H3N2やH1N1ではなく、鳥インフルH5N1による死亡だったというケースが出てくる恐れがある。

新型インフルが2009年5月登場し感染者が急増したとき、マスクを求める行列が出来たり品不足などが起きたが、死亡者が198人で、季節性よりも少ないと分かると一気にインフルの恐怖も薄れ警戒の気持ちが弱まり、今年は安心感が広がって咳エチケット、マスク、手洗いなどの予防策をまじめにやる人も少なくなった。
従って、今は、致死率の高い新型鳥インフルに対する危機感も、脅威に備える体制や準備もなくなったようだ。人に容易に感染するような鳥インフルは出現しないとタカをくくってよいものかどうか。万一、新型のH5N1強毒性鳥インフルが誕生した場合の致死率は5~15%になるとの想定もある。(スペイン風邪は致死率2%) 政府や厚生労働省、国立感染症研究所や保健所、市町村やマスコミなどはことの重大性に鑑み積極的な啓発活動をすべき時期と思う。又、プレパンデミックワクチンの製造と接種につき早急に専門家も交え結論を出す時期が来ていると考える。

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Author:okiちゃん
埼玉県在住・男性
趣味は、ドライブ、花の観賞、旅行、パソコン、カメラ、軽音楽を聞くことです。健康・医療問題にも関心があります。東日本大震災と福島原発事故は人生観と生活習慣を変えました。
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